星の子

幻想的なタイトルとは裏腹に、ショッキング現実をまろやかに呑み込みやすく描いている作品。

新興宗教にズブズブとハマっていく家族を、中学生の娘の視点から描きます。
思春期ゆえの純粋な視点から描かれる家族の様子を読者の視点から眺めると、あなたにはどんな感情が湧くでしょうか。きっと年齢によっては両親の想いにも多少は分かってしまう部分があるでしょう。

非常に短い内容で、読書に慣れていなくても2.3日で読めてしまうと思います。
まさに"小""説"。
小さく、あなたに、考える場を与えてくれます。

本を読みたくなったら

蔵書を軽く紹介しています。

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