2020.11.09 10:00雪のひとひら1952年、ニューヨークの作家ポール・ギャリコ氏が執筆した、柔らかくあたたかな物語。訳したのは、かの有名な矢川澄子さん。丁寧な筆致で、原文の美しさを日本語に昇華させています。星の王子さまに通じるような温かみがあります。雪のひとひらが天に生まれてから、流れ、流れ、年老いて天に還ってゆくまでを、女性の生涯になぞらえて描き出しています。やわらかな文章の優しい物語を読みたいあなたに、おすすめの一冊。本を読みたくなったら蔵書を軽く紹介しています。フォロー2020.11.15 03:27量子とはなんだろう2020.11.02 02:49家守綺譚0コメント1000 / 1000投稿
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