雪のひとひら

1952年、ニューヨークの作家ポール・ギャリコ氏が執筆した、柔らかくあたたかな物語。

訳したのは、かの有名な矢川澄子さん。
丁寧な筆致で、原文の美しさを日本語に昇華させています。

星の王子さまに通じるような温かみがあります。雪のひとひらが天に生まれてから、流れ、流れ、年老いて天に還ってゆくまでを、女性の生涯になぞらえて描き出しています。

やわらかな文章の優しい物語を読みたいあなたに、おすすめの一冊。

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