2023.07.16 04:41何もかも憂鬱な夜に刑務官が主人公の文学的小説、中村文則氏の6冊目。徐々に開かれていく物語の中で浮かび上がってくる、人間の薄暗い部分、懊悩、混沌。社会、制度、芸術、犯罪など、いくつかの物事に光と影を与える筆致。その中で物語は静かに静かに進んでいく。水に濡れたような文章が特徴の、象徴的一作。本を読みたくなったら蔵書を軽く紹介しています。フォロー2023.07.24 06:07迷宮2023.07.10 14:43人もいない春0コメント1000 / 1000投稿
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