「三体」でおなじみの劉慈欣氏が書かれたSF短編集。


訳者を三体と同じ大森・泊氏が務めるため、三体と同じ雰囲気の文章を楽しめる。

著者が三体を書く前に書き上げたものがたくさん収められている。その中には三体に登場したプロットやアイデアの原型が散りばめられていて、この短編をすべて合体させて各種の要素をイコライザーしたら三体が出来上がるのか、というような捉え方ができなくもない。


相変わらず楽しい文章を書く人だと思わせられる。

本を読みたくなったら

蔵書を軽く紹介しています。

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