反省させると犯罪者になります

1日で読める文量でした。


軽微な悪いことから重大犯罪まで

いわゆる「非行」を行うひとは、必ず何かしらの被害者である。

という主題の本です。


結論から言うと、

親や社会によって本音が抑圧されると、

人は歪んだ価値観を持って生きざるを得なくなります。

そうして積もりに積もった偏りのある価値観が、微妙な生きづらさを生んでいくのです。


例えば、男の子が転んだ時に泣かなかったとします。

その時親は「泣かないなんて男らしいね」と褒めるでしょう。


子供は「辛い時に泣くのは男らしくない」「男らしくあらねばならない」と考えるようになります。

そのまま大人に育った時、その人は辛い状況から逃げるという選択肢を選ぶことができなくなるのです。逃げるということは「男らしくない」からです。

そうしてストレスを溜めていく。。


軽く紹介しましたが、だいたいこのような内容です。

微妙な息苦しさを感じている人。

分かっているけど非行をやめる気になれない人。

ぜひ読んでみて、その苦しさから解放される手段のヒントを得てみてください。

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