虫眼とアニ眼

「バカの壁」と昆虫好きで有名な養老孟司さんと、

いうまでもなく有名な宮崎駿さんの対談です。

二人の会話をそのまま文字にしてみました、という本です。


お二人は60を越えた人物です。

僕たちの何倍も辛い時代を、必死に生きてきたわけです。

そんな彼らが人生で学んできたことがこの会話の中に散りばめられています。


そのことを、若い僕らが学び盗むことができたら、それはものすごいアドバンテージですよね。ものすごい教養になると思います。


宮崎さんの言葉の中で、僕がひどく心打たれた一節を紹介します。

「子供の本質は悲劇性にあると思っています。つまらない大人になるために、あんなに誰もが持っていた素晴らしい可能性を失っていかざるをえない存在なんです。」

本を読みたくなったら

蔵書を軽く紹介しています。

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