考えすぎる脳、楽をしたい遺伝子

ひとはなぜ生きているのか。

それはたまたま生まれたからです。

初めから人生に目的や意義があるわけではありません。

生きものだから、ただただ生きているのです。

(もちろんより良く生きるために自分なりの目標などを持つことは否定しません)


動物は必要以上に活動しません。

疲れたら休みます。


しかし人間だけが「もっとお金を稼ぎたい」「もっと良い立場になりたい」「もっと人から尊敬されたい」などと欲を持って、必要以上に動き、考えます。

そうして自ら疲れていってしまうのです。


プール付きの二階建ての豪邸でなければ満足できない人がどのくらいいるのでしょう?

自分が楽に過ごせる生活を手にいれることができたら、それ以上望むことがあるのでしょうか。



とは言ってもヒトはどうしても「もっともっと」と考えてしまいます。

そしてその原因は遺伝子にあるのでした。


そんなわけで、この本は、人間の思考特性を遺伝子の分野から切り込んでくれる一冊です。

とても読みやすく、僕は1時間で読めてしまいました。

いくつかの悩みから解放してくれる、優しい一冊です。

ぜひ。

本を読みたくなったら

蔵書を軽く紹介しています。

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