塩の街

世界中で人間が塩になっていってしまう事件が頻発。

日本は国家としての機能をほとんど失ってしまいます。


そんな中生き残った人々の生活を描いたSF小説です。

極限と言えるような状況でこそ、ヒトはその根本的な部分をあらわにします。

慎ましやかな愛もあれば、女性に暴力をはたらき始める人もいます。

様々な混沌の中でつむがれる有川さんの物語とは。


とても感動し、温かく、愛と人間味溢れる小説で、

特に女性が楽しめる一冊だと思います。

有川さんのライトノベル風SF処女作。ぜひ。

本を読みたくなったら

蔵書を軽く紹介しています。

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