「全世界史」講義Ⅱ

出口治明氏の世界史通史読本。

圧倒的な文献量に裏打ちされた通史本。冒頭1400年から2015年までを一気に概観する。この本はひとつひとつの歴史的事象を追っていくには不向きだが、世界全体の動向の感覚を同時系列で掴むことにおいては相当な密度の本である。

何より参考文献の量がケタ違いで、記述に対する信頼性が相当なレベルで担保されているのがありがたい。

いつ読み返しても良い一冊。

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